【必見】後々お金がかかるマンションの特徴7選
湯徳慎一郎です。
今回は「後々お金がかかるマンションの特徴7選」というテーマです。
マンションは購入する時だけでなく、買ってからもお金がかかります。
賃貸の場合は、家賃だけ払えば良いわけですが
購入となると、最低でも
①住宅ローン
②固定資産税
③管理費
④修繕積立金
この4つは払わなければなりません。
しかも、③と④は「将来的に金額が値上がりすることが前提」です。
固定費は、マンションが古くなるにつれて上がり続けてしまうんですよね…
そこで今回は、値上がりリスクを持つ
③管理費
④修繕積立金
に着目して、 購入後「後々お金がかかるマンションの特徴7選」をお伝えしていきます。
買う時には気づかなかったけど、数年後に『実はこのマンション、後々工事費がたくさんかかるんだよね…』なんてこともよくあります。
「こんなところに実はお金ってかかるんだな」という視点で、今回のブログをお読みいただけたら嬉しいです。
①敷地が狭すぎる
首都圏のマンションには、隣の建物とほとんど隙間がない物件も多くあります。
工事の際に、足場を組むのも、作業員が移動するのも大変なので、費用が割高になりがちです。
②「鉄」が多い
バルコニーの手摺や玄関扉、消火栓ボックスが「鉄」のケースも見られます。
鉄が雨ざらしになっていて、錆びてしまっているケースも多いんですよね。
ひどい物件だと、錆で玄関が開きにくい、閉まりにくい問題もあります。
鉄は錆びたら元に戻らないので、基本は「新しいものへ交換」です。
数百万円単位でお金が飛んでいきます。
昨今、アルミ製やステンレス製など、錆びない材質を使うケース多くなりました。
鉄で無ければ交換することもほとんどないので、可能な限り「鉄製のものが無い」マンションが望ましいです。
※鉄製でないのに、交換する必要もないのに、計画に何百万、何千万円を見込んで、修繕積立金を爆上げするコンサルタントもいるので要注意です。
③水道管が「◯◯鋼管」
マンションの水道管の多くは「鋼管」で出来ています。
鋼も「鉄」なので錆びます。
鉄と言っても、コーティングなどで「錆びにくい」状態にはなっています。が…それでも20〜30年も経てば錆びるので交換という時期が来てしまいます。
なお水道管は、基本的に壁の中や床下に埋まっています。
そのため工事の際は、壁や床をぶっ壊す必要があります。
ちなみにステンレスやビニールなどの錆びない材料を使っている場合は、水道管の工事をする必要がありません。
※鋼管でないのに、交換する必要もないのに、計画に何百万、何千万円を見込んで、修繕積立金を爆上げするコンサルタントもいるので要注意です。
④機械式駐車場が雨ざらし
雨に打たれたり、湿気によって、電気部分がショートして動かなくなるトラブルがよくあります。
首都圏は敷地が狭いので、ある程度、やむを得ないところもありますが…
理想は、機械式駐車場のないマンション。
アスファルトやコンクリートの上に直置きタイプか、あっても「屋内」です。
⑤無駄にエレベーターが多い
まれに、住戸数の割にエレベーターの数が多いパターンがあります。
私の肌感覚では、70戸に1台が目安です。
それ以上だと多いかも。
ちなみに、エレベーターは1台工事するのに1,000万円近いお金がかかります。
メンテナンス費用もバカにならないので、少ないのがベストです。
⑥1階が全部エントランスホール
マンションにおける費用負担は
マンション全部の面積を、住戸数及び各住戸の面積に応じて振り分ける形で行います。
そのため、エントランスホールなどの共用スペースが少ないほど、お金は安く済みます。
⑦開放廊下
開放廊下の場合、壁・床・玄関扉・窓が野ざらしになるため、劣化や汚損のスピードが早くなります。
一方、屋内廊下は劣化や汚損の心配はありません。
最後に…
いかがでしたか?もし、あなたが
・購入したいマンションがある
・今、マンションに住んでいる
場合は、ぜひこの7選に自分のマンションがあてはまるかどうか確認してみてください。
ただし「7選に当てはまったからダメ」ということはありません。
お金がかかり始めるのは、マンションが完成してから10年目以降。
お金がかかり始める前に、適切な計画を作っておけば問題ありません。
リスクを頭に入れつつ、素敵なマンションライフをお過ごしください!